IT エバリュエーション
情報技術本部では、システム基盤技術を4種類のコアテクノロジー(基盤技術、開発技術、ネットワーク技術、運用管理技術)に分類し、常に最新技術の調査・研究・評価を続けています。以下にその例を紹介します。
基盤技術
RFID (Radio Frequency IDentification)
RFIDタグから読み取る識別IDをはじめ、IDと紐付いたモノの属性、位置などの膨大な情報を、企業内や他企業とのシステム間で管理・連携するシステム基盤が必要となります。
情報技術本部では,RFIDが広く行き渡るユビキタスネットワーク時代における情報システム基盤のあり方やその設計手法などについて研究を進め、識別情報をシステムに取り込むためのRFIDタグ・RFIDリーダやRFIDミドルウェア、識別情報をシステム間で連携するためのインフォメーションサービス、オブジェクトネームサービスの実証・評価をすすめています(図「グローバルONSの仕組み」参照)。
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開発技術
APM (Application Portfolio Management)
金融資産のポートフォリオ管理と同様の考え方で、IT資産を可視化するAPM(Application Portfolio Management)という手法が注目されています。APMにより、現状のIT資産の問題点を把握した上で、解決策を検討しIT投資の最適化を図ることができます。
APMを実現するために使用されるツールがAPMツールであり、IT資産(プログラムソースコード、JCL、画面定義体など)を読み込んで解析し、様々なレポートをユーザの役割(経営者、プロジェクトマネージャ、開発者、品質監理者など)に合わせて提供します。
情報技術本部では、APM分析の中でも特にシステム定量化分析に着目し、ツールの調査・評価と、利用ノウハウの蓄積を行っています。
ネットワーク技術
XMLアプライアンス
ネットワーク伝送技術の成熟化に伴い,今後は複雑化したネットワークを利用者の視点で容易に制御・変更できるシステムが必要とされてきています。ネットワーク機器の提供機能も宛先に応じた単純な交換機能から,アプリケーション要件を加味したより高度なものへと進化してきています。
XMLアプライアンス機器は企業間のデータ交換の共通フォーマットであるXMLベースに対して,データのパーシングやタグの要素に応じたルーティング機能を提供します.また従来のSOAP中心のWEBサービスだけでなく,急増する非SOAPのWebAPIにも対応する等今後の更なる進化が期待されます。
情報技術本部では、企業ネットワークの高度化及びWebのプラットフォーム化の進行に向けて、XMLアプライアンス機器の適用性評価を行っています。
運用管理技術
運用管理技術評価
現在、運用管理技術は、コンプライアンス・企業統治のための「マネジメント技術」、SI環境変化(SaaS/SOA)への対応および自動化による運用品質向上・効率化に向けた「技術革新」が求められております。
これらに対応すべく市場には様々な運用管理技術製品が存在することから、ITIL(IT Infrastructure Library)フレームワークを用いた「製品ポジショニングマップ」を作成し、広範囲な運用管理技術に対し、網羅性を確保した製品調査を行なっております(図「ITILフレームワークを用いた運用管理製品ポジショニングマップ」を参照)。また、製品機能実装レベルを評価するため「MAPEキューブ」を作成し、詳細な機能実装レベルの調査・評価を行なっております(図「MAPEキューブによる製品機能実装レベル評価」を参照)。情報技術本部では、これらの調査を通じ、運用技術力強化のための新技術検証と、オートノミックコンピューティングの実現に向けた調査・研究を行なっております
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