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基幹システムの信頼性確保

企業の基幹システムは、1990年代後半〜約10年程度の間にホストコンピュータから各社UNIXサーバ及び、IAサーバ他へと急激なダウンサイジングを遂げてきました。

ハードウエアコストは100〜1000分の1に低減されましたが、個別ハードウエア単体での信頼性も価格と連動して低下傾向にあるため、ハードウエアに障害が発生することを想定した基盤設計が近年のシステム基盤設計では前提となっています。

対応として、ホスト時代からのホットスタンバイ構成(HA(High Availability)クラスタ)や、低価格なハードウエアを大量に利用した多ノード分散構成(負荷分散クラスタ)が利用されており、技術的にもロードバランサやクラスタソフト、負荷分散OLTP製品や、負荷分散WEBアプリケーションサーバ製品がベンダ他から提供されてきております。

現実的な基幹システム構築においてはクラスタ関連部位のソフトウエア障害問題や、ネットワーク機器・ロードバランサの誤検知問題、更に、更新系処理の性能確保が難しいスケールアウト型DB問題など数多くの課題が山積している状況にあり、性能対策も含め、全体を睨んだバランスのよい可用性対策は難しい課題となってきています。

このような状況の中、NRIでは、最新技術の調査・製品のフィジビリティ確認等々の社内R&D成果を実際のお客様向けプロジェクトに直結させ、各ベンダと強力な連携を図りながら、各社製品の特徴や課題を把握した上で、より堅牢な最新のシステム環境提供を実践レベルでバックアップしつづけております。

基幹システムの信頼性確保は、技術だけの問題ではなく定期的な障害対応確認等々、運営管理体制他の課題も数多く存在します。こういった運用レベルの動きを十分に理解し、認識しながら現実的な基盤を構築してゆくことも情報技術本部のIntegration機能の一部であり、より信頼性の高いシステムを提供する原動力となっています。

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