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UCD(User Centered Design)活動紹介

Web技術の発展は、システムの高機能化を実現しました。しかし同時に利用者(ユーザ)にとってシステムの操作は複雑になりました。また、多くの人がシステムを利用する機会が増えることで、そのリテラシーと利用状況の特定が困難になってきています。NRI UCDチームでは、システムのユーザフロント(*1)開発プロセス(図1)にユーザ中心設計(*2)の手法を取り入れ、システムの利用品質(ユーザビリティ品質)の向上を図っています。

*1) ユーザフロント:システムが提供するサービス・情報構造・画面などのユーザインターフェース
*2) ユーザ中心設計:利用者を開発設計の原点において考える設計手法。ISO-13407にて必要なプロセス・マネジメントの原則が規程されている。

n-Cubeサービスは、資産運用業務における銘柄分析情報を提供するサービスです。さまざまな情報提供元からの金融情報を、集約・加工して利用者に提供します。

図1 システムのユーザフロント開発プロセス

UCDチームでは、システム化計画・ユーザフロント設計開発・ユーザインターフェース標準化の支援と開発技術研究を行なっています。

1.システム化計画支援

ユーザの利用状況とニーズ調査から新システムのあるべき姿を導き出す。

<実績事例>
自動車 A社 インターネット顧客サービスサイト
利用者のニーズ調査からWebサイトのサービス方針を策定した。
効果:方針に基づく改善 と 継続的なユーザの利用状況調査によるサービスレベル向上

2.ユーザフロント設計開発支援

ユーザフロント開発プロセスを通し、ユーザ調査・設計検証を組み込んだユーザ中心設計を実施する。

<実績事例1>
金融 C社 インターネット契約申し込み・契約者サービスサイト
ユーザの分析とユーザビリティ評価から改善方針を策定し、設計を行った。
効果:契約件数3倍に拡大。会員サービス利用率4倍に拡大

<実績事例2>
保険 E社 インターネット契約・契約者サービスサイト
ユーザビリティ分析からユーザのニーズにあった動線・誘導・情報提供の仕組みを設計した。
効果:ユーザからの問合せ件数減少によるコールセンターの業務軽減(コスト軽減)を実現

3.ユーザインターフェース標準化支援

開発の効率化、サービス・品質の均一化、サービスブランドの確立を目的とするガイドラインを提供する。

<実績事例>
電気 B社 コミュニティ会員サイト
ユーザ分析からWebサイトのサービスと情報の構造を設計し、複数の開発ベンダーに向けた開発ドキュメントと画面仕様の標準化を行なった。
効果:短期開発の実現 と 開発品質の均一化

4.開発技術研究

ユーザの利用状況とニーズ調査から新システムのあるべき姿を導き出す。

<実績事例>
システム開発におけるユーザインターフェース開発標準プロセス構築
システムのユーザ画面の設計・開発プロセスの標準化を行なう。システム開発の円滑な運営と利用者がシステムを利用するための品質(有効性・効率性・安全性・満足度)向上を目的としている。

論文紹介
「Webシステムにおけるユーザ中心設計手法への取り組み」
技術創発 2006年Vol.8、(株)野村総合研究所
http://www.nri.co.jp/opinion/g_souhatsu/pdf/gs20060203.pdf

活動紹介

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