社員紹介
- 技術調査部
- 武居 輝好(たけすえ てるよし)
- ITアナリストにもとめられる知見
2007年の中途入社以来、ITアナリストとして、情報・知識共有、特に検索エンジンに関する技術を中心に、日々刻々と変化する情報技術の動向調査および、将来における予測をしています。調査結果は、テレビや書籍等を通じて外部に情報発信しています
私は、入社前は新しい技術を軸とした新規事業の立案をしていました。新しい技術は、ビジネスチャンスが潜んでいる反面、技術の将来動向を正しくつかんでいないと、普及見込みのない技術に多大な投資をしてしまい失敗するリスクが高くなります。新規事業を成功に導くために、正しく技術動向をつかみ将来有望な技術を導き出すことの必要性を感じNRIへ入社しました。
入社前は、ITアナリストの仕事は、技術の動向を調査しそれをまとめてレポーティングするものだと思っていました。しかし、入社後感じたものは入社前とは全く違うものでした。
ITアナリストには、単に技術の動向を主要ベンダーの動きやベンチャー企業の新しい取り組みから調査するだけでなく、収集した事例からブレイクスルーにつながる新しい技術の萌芽事例を抜き出し、これが将来どう発展していくのか、自分なりの考えや想像力をもとにかつ論理的なシナリオを導き出すことが求められるのです。これに対する答えは誰も持っていませんし、当然本やWebにも載っていません。調査した膨大な事例をもとに、自分自身の知見でその技術の将来を導き出します。それには、アイデアや想像力、論理性、あらゆる要素が求められます。
例えば、私が現在取り組んでいる検索技術についていいますと、検索業界は様々なベンチャー企業が様々な取り組みを行っており、一年間で数百件以上のニュースが駆け巡ります。その中には見たこともないような技術もあれば、これは成功すると思われるものも数多くあります。しかし、単に面白い技術や変わった技術を取り上げるのではなく、その中から技術の流れを読み取るとともに、新規性があり、かつ主流となりうる技術をいろいろな視点から評価していくのです。もしそれが実際に利用することができる技術であれば実際に利用して技術評価します。
実際には、事例がほとんど入手できなかったり、事例から将来がなかなか読み取れなかったりといった苦労も絶えません。しかし、自分自身が予測した技術トレンドをもとに、新規事業へとつながる技術を発掘していくのは、とてもやりがいのある仕事だと感じています。
【2008年4月17日掲載】



