概要
今回の事例紹介は、証券オンライントレードシステムです。オンライントレードシステムはピーク時には、秒間数百〜数千のトランザクションを処理する必要があり、難易度が高いシステムです。また、金融システムとしての高い信頼性やセキュリティも求められます。
このようなミッションクリティカルなシステムを、オープンソースをフル活用し実現しました。
利用したサービス
利用したオープンソース
- OpenStandia/AS(以下のオープンソースを含んでいます)
- Apache
- JBoss AS
- Struts
- Spring
- Hibernate
お客様の課題
- オンライントレードシステムでは、低い売買手数料を実現し、競争優位を実現するために、システムコストの削減が重要なポイントになります。
- また、金融システムならではの高い信頼性、セキュリティも当然求められます。
- 「コスト削減」と「高い信頼性」という、相反することを同時に実現する必要がありました。
ソリューション
- まず、システムコストの削減を実現するために、積極的にオープンソースを活用しました。
- 特に、Webアプリケーションサーバには、オープンソースの中でも信頼性の高い「JBoss AS」を採用、他にも開発フレームワークとして、Struts、Spring、Hibernateを採用しました。
- また、実行基盤としてはOpenStandia/Application Serverを採用しました。
OpenStandia/Application Serverは、Apache、JBoss AS、Struts、Spring、Hibernateを含み、それらの組み合わせについてNRI-OSSCが動作検証を行ったものを、パッケージとして提供しているものです。
これにより、オープンソースを使いながら、信頼性の高いシステム基盤を実現することができます。 - さらに、セキュリティや性能、信頼性、運用管理といった観点で、パラメータがチューニングされた状態で提供されることや、同じ構成での導入実績が豊富にあるということも、大きなメリットです。
- 性能面で懸念があるとされているHibernateについては、ソースコードを改修し、性能向上を図りました。
OpenStandiaの効果
- 積極的なオープンソースの活用の結果、′億′単位でのコスト削減効果を得ることができました。
- また、複数のオープンソースを予めパッケージングしているOpenStandia/Application Serverを採用したことで、インフラ設計・構築の期間や工数を削減することができました。
- さらに、OpenStandia/Application Serverは性能や信頼性といった項目について、予めチューニングを行い、かつ検証済みであるので、ピーク時間帯でも安定したシステム運用を実現することができました。







OpenStandiaプロジェクトリーダーのコメント
「証券オンライントレードシステムという、ミッションクリティカルなシステムにおけるオープンソースの活用プロジェクトでしたが、プロジェクトメンバー全員が一丸となって、成功に導くことができました。」
野村総合研究所 オープンソースソリューションセンター 松野