概要
今回の事例紹介は、サービス業向けの業務パッケージを開発されている企業です。このパッケージは、開発言語としてJavaを採用しており、Webアプリケーションサーバは、オープンソースのJBossを使用しています。もともと、パッケージの開発フェーズではJBossを使用し、本番稼動では商用のWebアプリケーションサーバを導入する計画でした。しかし、本番稼動前のテストで、性能面でJBossのほうが優れていることが判明、信頼性についても問題なしと判断し、そのままJBossを採用することになりました。
お客様の課題
- 業務パッケージの開発にあたって、開発のコストを削減し、エンドユーザーへの販売価格を抑える必要がありました。
- そこで、開発フェーズではオープンソースを積極的に活用することとし、オープンソースのWebアプリケーションサーバである、JBossを採用しました。
- 本番前のテストで、性能面でJBossのほうが優れていることが判明、信頼性についても問題なしと判断し、そのままJBossを採用することになりました。
- しかし、ある条件化のもと、一部の処理で性能問題が発生していました。
ソリューション
- お客様とご相談し、「オープンソースドックサービス」をご提供することにしました。
- このサービスは、お客様のアプリケーションのソースコードとデータを、NRI-OSSCがお預かりし、NRI-OSSCにて再現環境を構築し、徹底的に問題点を分析、解決策をご提示するものです。
- 性能問題の原因が、ソースコードのどの部分か、どのSQLかといったところまで、ボトルネックとなっている箇所を特定します。
- また、JBossなどオープンソースのパラメータファイルが適切に設定、チューニングされているかについても、分析いたします。
OpenStandiaの効果
- 今回は、問題を再現させる「テストツール」を開発するところから、ご支援させていただきました。
- 無事、問題を再現させることができ、さまざまな解析ツールを用いて問題を分析しました。
- その結果、改善点が見つかり、お客様にレポートとして報告いたしました。
- お客様は、そのレポートを元に改善を行いました。現在では、ピーク時でも安定した運用を実現しています。







OpenStandiaプロジェクトリーダーのコメント
「障害を再現させるのに苦労しましたが、性能改善を達成できました。お客様からも感謝の言葉をいただくことができ、苦労の甲斐があったと感じました。」
野村総合研究所 オープンソースソリューションセンター 田中 穣