概要
今回のシステムは、資金管理や約定管理などを行う、金融機関のミッションクリティカルなシステムです。性能要件は200件/秒、データ量も1TBという大きなシステムでした。この基幹DBとして、MySQLを採用し、大きなコスト削減効果を達成しました。
利用したサービス
利用したオープンソース
- OpenStandia/AS(以下のオープンソースを含んでいます)
- Apache
- JBoss AS
- Struts
- Spring
- HibernateJBoss AS
お客様の課題
資金管理や約定管理などを行う、ミッションクリティカルなシステムであり、性能要件200件/秒、データ量1TB、障害時の復旧時間10分という厳しい要件の中で、信頼性を担保しながら、いかにシステムコストを削減できるかがポイントでした。
ソリューション
PCサーバ+Linuxによる基幹システムの事例は増えています。本プロジェクトでは、さらにOSSミドルウェアの採用により、一歩踏み込んでコスト削減を行うことをご提案しました。特にデータベースについても、オープンソース(MySQL)を活用することで、高いコスト削減効果を狙いました。
基幹DBということもあって、MySQLの選定は慎重に行いました。事前に十分なフィジビリティスタディ(実現可能性の検証)を行い、以下を確認していきました。
- 性能が要件を満たすこと
- 障害時に、素早く確実に待機系に切り替えることができること
- バックアップを取得でき、確実にリカバリーできること
いずれも十分に要件を満たすことを確認し、MySQLの採用が決定しました。
システム構成

OpenStandiaの効果
- 狙い通り、ソフトウェアコストは従来の商用のミドルウェアを利用したケースと比較して、5年間コストで1/7にすることができました。
- インフラの設計、構築についても、OpenStandiaのノウハウやスタック、テンプレートなどを活用することで、短期間で完了することができました。
- もちろん、性能や信頼性などは、全て要件をクリアし、安定稼動しています。







OpenStandiaプロジェクトリーダーのコメント
「金融機関における基幹DBでのMySQLの採用という、先進的なプロジェクトに参加させていただき、大変感謝しています。このプロジェクトで得られた成果やノウハウを活かして、他のお客様にもオープンソースのメリットを提供していきたいと思います。」
野村総合研究所 オープンソースソリューションセンター 田中 穣