概要
今回の事例紹介は、金融機関におけるインターネット・システムです。このシステムは、もともと商用のWebアプリケーションサーバを使い、システムを開発・運用してきました。しかし、このお客様は、商用Webアプリケーションサーバの保守サポートのレベルに不満を持っていました。
このため、Webアプリケーションサーバの乗り換えを検討していく中で、OpenStandiaのサポートレベルを徹底的に検証されました。 この結果、OpenStandiaのサポートレベルを高く評価していただき、ご採用いただきました。
お客様の課題
お客様は、JavaによるWebシステムの構築に際しては、商用のWebアプリケーションサーバを長く使ってきました。
しかし、以下のような不満をもたれていました。
- サポート期間が短く、すぐにバージョンアップを迫られる。
- 周辺のソフトウェアとの切り分けなどはユーザー責任。
- 窓口のオペレータの技術レベルが低く、話しが通じない。
- 過去の問い合わせ内容を履歴管理しておらず、過去に説明した内容を再度説明させられる。
- 独自のパッチ開発など、柔軟な対応ができない。
- サポートサービスの状況について、報告書のようなものが何もない。
ソリューション
- お客様に、オープンソースのWebアプリケーションサーバである「JBoss AS」と、JBoss ASの保守サポートとして、OpenStandiaの「オープンソース年間サポート」をご提案しました。
- お客様は、OpenStandiaの「オープンソース年間サポート」のサービス内容、サービスレベルや、過去の実績等を詳細に調査されました。
- その結果、OpenStandiaを高く評価していただき、次期システムのプラットフォームとしてJBoss AS及びOpenStandiaをご採用いただきました。
OpenStandiaの効果
OpenStandiaの採用により、お客様は以下のことが実現可能になりました。
- NRI-OSSCが独自にパッチをご提供する契約を締結しました。これにより、お客様は長期にわたり同一バージョンを利用することが可能となりました。
- 障害切り分けについては、NRI-OSSCが担当、もしくは支援することが可能になり、お客様の負担を軽減することが可能となりました。
- JBossを理解した技術者が問い合わせ対応を行うため、お客様側の技術者とのより深いコミュニケーションが可能となりました。
- システムやプロジェクト毎に問い合わせ履歴を管理しているため、サポート窓口の担当者がお客様のシステムを理解した上で対応できるようになります。
- 3ヶ月ごとに、問い合わせの内容や状況、セキュリティパッチやバージョンアップの情報などが、報告されるようになりました。






OpenStandiaプロジェクトリーダーのコメント
「日頃の努力の結果としてのサポートレベルの高さを認めていただき、嬉しく思います。お客様の期待を裏切らないよう、これからも尽力していきます。」
野村総合研究所 オープンソースソリューションセンター 田中 穣