野村総合研究所技術本部

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JSF R&D

背景と目的

2004年3月にWebシステム用の新しいフレームワーク仕様「JavaServer Faces(以下JSF)1.0」がリリースされました。我々は、以下の理由からJSFが注目され普及していく可能性が高いと考え、R&Dを実施しました。

  1. JCPで標準化され、J2EE5.0に含まれる予定である。
  2. 有力ベンダから、JSFを用いてWebアプリケーションを開発するためのツールが、出荷され始めた。

本R&Dでは、JSFがNRIにおけるWebアプリケーションの開発に与える影響を明らかにすることを目的とし、この新しいフレームワークの動向・機能などの調査と、NRIでの利用パターンの整理とプロトタイプ開発による検証を実施しました。

XP (eXtreme Programming)に代表されるAgile開発では、「変化への迅速な対応」を最大の目標としています。開発対象を一ヶ月程度に細分化し、徐々に開発リリースしていくことで手戻りリスクを抑えつつ、途中で発生するビジネスの変化にも柔軟に対応していくわけです。

活動内容

JSFの動向に関する調査

 ●標準化やベンダなどの製品リリース動向についての調査を実施

JSFの機能の調査

 ●開発環境としてのツールの機能の調査、実行環境としてのJSFフレームワークの機能の調査を実施。

NRIでのJSFの利用パターンの整理と検証

 ●NRIでの利用方法を検討し、プロトタイプの開発によって機能評価・性能評価を実施。

R&D結果

我々が本R&Dから得た結果を以下に記します。

  1. JSFの動向と機能の全体像を、調査報告書としてまとめました。
  2. NRIにおけるJSFの利用パターンを、JSFを実際のシステム開発にどのように適用していくのかという観点から、整理しました。
  3. (2.)の結果を受けて、JSFとNRIのシステム開発基盤「オブジェクトワークス」を連携させて利用するシステムを提案しました。また、このシステムのプロトタイプを作成しました。

※連携させて利用するシステム(イメージ)

生産性よりも、この「変化への迅速な対応」のしやすさをXP開発の最大の利点として、実プロジェクト適用を推進していくことが重要と考えています。

研究開発