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BPMに関する技術検証

背景・目的

既存のシステムを統合・連携させて新しいシステム機能を実現するアプリケーション統合に対するニーズが高まっている。

アプリケーション統合手段の流れとして、EAIのような単純なアプリケーション統合からビジネスプロセスを含む統合をするBPMのマーケットが発展・萌芽しつつある。

そこでBPM(Business Process Management)技術・製品について、実利用に向けた評価活動を実施した。(2004年7月〜 2004年12月)

  1. 机上評価・実機検証を通じた現時点でのBPMを実現する技術・製品の制限・制約の把握
  2. 実システムで利用可能な技術/未成熟技術の見極め、および実システムでの利用に向けた留意事項の整理
  3. 評価・検証を通じた今後のシステム基盤技術の方向性の見極め

 

 

検証内容

主要技術BPMツールの機能・特徴・アーキテクチャなどについて調査・検証を行った。特にBPMの中でビジネス色の強いモデリング、シミュレーション、BAMの成熟度について実機調査を行った。

BMPツールの概要

BPMツールはビジネスのPDCAを補助するものである。現在市販されているBPMツールは以下の機能の全てあるいは一部のスイートで提供される。

  • ビジネスフロー管理(ワークフロー)
    →人系、システム系のビジネスアクティビティも含めたモデリングを行う(ビジネスフローの作成)。また設計されたビジネスフローを実行する。
  • システム連携(EAI)
    →ビジネスアクティビティのうち、システム間のデータ変換などシステム間で授受されるデータの連携を行う。
  • ビジネスプロセス状況監視(BAM, BI)
    →ビジネスプロセス状況を監視する。BAMはリアルタイムにビジネスプロセスの状況を分析するもの。BIはシステムログなどの生データを分析するもの。
  • ビジネスプロセスシミュレーション
    →設計したビジネスフローを実際のシステムに反映する前にシミュレートし、動作を確認する。

 

検証結果

BPMツールは、ワークフロー系、EAI系、WAS系の3つに分類される。各ツールが網羅する機能は製品によって大きく異なり、必要とされるすべての機能を持ち合わせたツールはほとんどない。

現状のBPMツールにおけるモデリング・シミュレーション・BAM機能では人・タスクのようなKPI値の比較的単純なものについてはPDCAサイクルを回すことができるレベルの成熟度であり、複雑なKPI値の取り扱いについては今後の課題である。

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