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EJPコーポネント

背景

NRIでは、1999年ごろよりJ2EEに積極的に取り組んできています。R&Dなどの成果を生かし、Webコンテナの部分に関しては、開発フレームワークとEAIを統合させた製品「オブジェクトワークス」を開発しました。この製品は、NRIが受託したほとんどの Webシステム案件で採用されているだけではなく、社外のユーザにも利用していただいています。このように、Webコンテナについては完全に実用段階にきており、現在のEJBコンテナについてR&Dを進めています。

EJBはビジネスロジックを実装するレイヤーで、再利用可能なコンポーネントを開発/利用することにより生産性を向上させることをひとつの目的としています。しかしながら、実際に再利用可能なコンポーネントが世の中に多くあるわけでもなく、かつ、EJBを使ったからといって自動的に再利用可能なコンポーネントができるわけでもありません。そこで再利用に焦点を当てたR&Dを実施しています。

研究内容

主に以下の2つの点で活動を行っています。

1) 処理パターン部品を中心とした再利用

業務処理を分割し、さらに抽象化することにより、処理パターン部品を抽出・開発しました。処理パターン部品には、たとえば、電文変換パターン部品、DBアクセスパターン部品、関連チェックパターン部品などがあります。さらに、部品の組み立て手法として、1.XMLによる方法、2.シートによる方法、3.Javaのコーディングによる方法の3つを用意し、用途に応じて使い分けられるようにしています。

2) 再利用可能な業務コンポーネントの開発

再利用の効果を上げるためには、ある程度大きな規模で再利用する必要があります。その際には、必ずカスタマイズが必要になりますが、導入時にはそのコストが問題となることが多くあります。したがって、カスタマイズしやすい業務コンポーネントはどのようなものかを研究中です。具体的には以下のような活動を行っています。

  1. 必要となるカスタマイズをパターン化し、カスタマイズパターンごとにどのようなカスタマイズのための仕組みが必要となるかについて整理
  2. そのカスタマイズパターンを利用した業務コンポーネントの試作

研究開発