野村総合研究所技術本部

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RIDUAL

対象指針STEP1STEP2STEP3構造ワークフロー解析将来案

Rapid Information Development + Visual

2000年4月より始まった、Webサイトをより効率的に開発する手法の研究の成果です。サイト構造が階層的に表現されることとXMLの表記法の類似点が、研究の原点です。

革新的なサイト構築を目指しながら、実際の開発現場では、様々なツールの間のデータの交換に時間を取られることが多々あります。データの使いまわしと、その視覚化により、情報の整理を容易にし、サイトの全体像を把握しやすくしようとしています。

外販計画についはまだ未定ですが、弊社発行の「ITソリューション フロンティア2002/06(Vol.19 No.7:通巻221号)」にレポートが掲載され、この手法がどれほど一般的に受け入れられるのかを見るために、下記URLにて情報発信を行うことが決定されています。

サイト : http://www.Ridual.jp
mail : ridual@nri.co.jp

対象 -対象プロジェクト-

基本的には上流工程支援ツールです。 プロデューサ/デザイナ/エンジニアという3者を想定ユーザとしています。 GUIからの情報入力は主にプロデューサ、デザイナ/エンジニアはその指示やプロジェクト全体像をブラウザ越しに見ながら作業を行い、指定されたディレクトリに成果物を格納していく事を前提としています。

開発工程に入ってから上流工程に「戻る」ことは許さない短工期対応型のプロジェクトを主対象としています。上流工程で、HTMLレベルのデザインが確定する場合は、その上流工程の全てに渡って、このツールは有効に機能すると思われます。

プロジェクト管理者としてマネージャクラスの人間、後進育成の観点からプロデューサ候補生(or新人)も情報閲覧者としては対象とします。 視覚化されたプロジェクトは、成功パターンを見極めやすく、次の開発の役に立つ(後進育成)ことを期待しています。

指針 -基本コンセプト-

  1. 視覚化された情報で、サイト開発プロジェクト全体像を捉える
  2. 1つの事象を多角的に捉える(One Source Multi View)
  3. データの書き写し作業から人間を解放し、より本質的な作業に集中する環境を提供する
  4. 開発時の情報ポータルを自動生成する

STEP1 -サイト構成-

サイトの全体像をGUIを用いて、ブロックを配置するかのように構成します。 構成されたサイトの構成要素(ページやディレクトリ)には、コメントやタイトル等の情報をプロパティとして格納できます。

配置が完了した時点で、「生成」を行うと、入力された情報に従って、雛型となるHTMLファイルが生成されます。勿論、この環境以外で造られたHTMLファイルなども、既定の場所に置いた上で「解析」をかければ、ファイル内の情報と共にこの画面内に表示されます。

全ての情報はXMLで記述され、絵情報はSVG形式で、表形式データはCSV形式で出力することが出来ます。

 

STEP2 -自動生成サイトマップ-

サイトの構造をXMLで記述し、その情報を3種類の視点(ビュー)で視覚化します。 全体構造の把握をしつつ、サイト開発を進めるためであり、エンドユーザを迷わせない情報ナビゲーション構築用自己検証ツールでもあります。

生成した視覚情報はSVG形式で出力でき、Adobe SVGviewer(Free)を用いてブラウザ上で見ることが出来ます。 また、SVGviewerからコピーが可能で、Microsoft Office環境にこの「絵」を取り込むことが可能です。

▼Sitemap ▼Circlemap

 

 

▼Hiermap

 

STEP3 -PIP:Project Information Portal-

サイト開発途中で生成される、なるべく多くの情報をこの中に格納し、ブラウザ越しに全ての開発メンバが参照できる情報ポータルを、そのために特別なものを作ることなく自動で構築します。 その中には、ページ一覧、リソース一覧、関連ドキュメント一覧、制作指示書生成、HTML紙芝居生成...等が含まれます。

開発中はこのサイトをブックマークしておけば、プロジェクトの意味合いを見失うことはなく、開発終了後は全ての情報が記録されているアーカイブとなりえます。

 

構造 -XMLベースのデータ/javaアプリケーション-

 

 

必須環境
  JDK 1.3.1(1.3.1.03推奨)
   
使用オープンソース・
モジュール
  Xerces ( Apache )
Xalan ( Apache )
Rhino ( Mozilla)
   
検証環境
・Windows 2000
・Windows XP
・Mac OS X 10.1.4

フロー -ワークフロー比較-

基本的には、従来の開発や運用におけるワークフローには変更を加えずに適応可能なように設計されています。 特定の場所に関連ファイルを置くことだけを義務付ければ、それで開発の「今」をレポートしてくれるというスタンス。 開発モニターとも言える、レポーティングシステムです。

変更を受けるのは、従来時間がかかっていた、データ加工やツールに合わせた変換など、人間がやるべきであったか疑問な部分の作業を自動化した部分です。

短縮された時間を、短工期の方向に回しても、高品質の方向に回しても、それはそのプロジェクトの緊迫度によって決めればよいと考えています。

 

解析 -HTML解析能力-

静的コンテンツを得意としますが、幾つかの条件に合えば動的コンテンツも解析し、link状況を解析します。

但し、shareware等のロボットを用いれば、動的コンテンツも解析が可能となります。この方法は動的サイトへの便宜上の対応という意味だけでなく、パーソナライズ等多岐にわたる分岐をしているサイトに対しては、全体像を把握する上で有効です。

PLAN? -サイト分析-

  アクセスログ・マッピング
サイト全体を視覚化する術/型が手に入った訳ですので、そこにアクセスログやセッション情報を乗せることは、今後のサイト分析に有効だと思われます。
年齢別や時間大別のエンドユーザの動きを視覚化できたなら、情報ナビゲーションの上でも有益な「根拠」となりますし、Web広告の分野においても収益モデルを考える上で重要な判断材料となります。


進捗管理支援

サイト開発に関わる様々なタスク管理を、進捗状況を視覚的に自動生成することで支援する方法です。

画面仕様書作成支援
統一した画面を提供するためのデザインガイド作成を、既存ツールよりも素早く簡潔に表記できて、配布できるようにする仕組みです。

研究開発