スケーラブルDB
背景と目的
近年、インターネットに代表されるネットワークインフラの発達に伴い、ビジネスの成長スピードを予測することが難しくなっており、システム構築時のサーバのサイジングも非常に困難になってきている。
これにより、ビジネスの成長に合わせてシステムを柔軟に拡張できる、「スケールアウト構成」のニーズが高まっており、既にWebサーバ、APサーバ(アプリケーションサーバ)をスケールアウト構成にすることは一般的に行われている。
しかしDBサーバについてはスケールアウトの手法が確立されていない。商用DBMSについては、いくつかソリューションが出ているが、昨今MySQLや PostgreSQLに代表されるオープンソースDBMSのニーズが非常に高いことから、オープンソースDBMSを活用して、スケールアウト型の分散DB システムを実現することが必要だと判断した。
R&Dの内容
本R&Dではまず、処理を複数のデータベースに振り分け、処理結果を統合するための「振り分けミドル」を開発した。
また、これを用いてECサイトをモデルにした評価用アプリケーションを開発し、性能評価を実施した。

評価結果とまとめ
評価の結果、DBサーバを追加するに従って、システムのスフープットが向上し、DBサーバのスケールアウトが実現することができた。ビジネスの成長に合わせて柔軟に拡張できるシステムが求められるBtoCシステムを中心に、実システムへの適用を検討していく予定である。




